2024年10月17日(木)に、「OKR(新・目標管理フレームワーク)導入の進め方:事業戦略を実現するための組織マネジメント手法」をテーマにセミナーを開催いたしました。現在の企業経営において、人手不足は大きな課題となっています。しかし、人材を採用しようとしても、なかなか獲得することができません。そこで重要となるのが、在職の社員が最大限の能力を発揮することです。そのための手段として、中小企業診断士で特定社会保険労務士でもある大西健永会員に講師をお願いしました。
セミナーの最初に、OKRがこれまでの目標管理手法と、どのような点で異なっており、現在の経営環境や働くことに対する価値観の変化に対応しているかの説明を受けました。特に理念を起点とした働くことへのモチベーションアップと、パワハラにならない部下の管理方法として、非常に有効であることを話されていました。
その後、OKRでの目標設定のプロセスを説明していただき、実際に自身や自社の目標設定を行うワークを通じて、さらにOKRに対する理解を深めました。 受講生からは、「目標をただ漠然と決めるのではなく、なぜその目標を達成しないといけないか、また具体的な数値で決めることの重要性に気付きました」「目標の持たせ方や、設定方法に新しい発見があり、自社の弱みが明確になった」などの意見をいただきました。