経営に関する体系的な知識習得を目的とする本講座において、9月15日に開催された第5講は「財務・経営計画～経営者がつくるべき数字」をテーマに、香川県中小企業診断士協会所属の石村診断士が講師を務めました。
物価高騰に伴う経営への厳しい逆風が吹いている中、経営者は経営計画の策定を通じて会社の現状と、進むべき方向性を従業員にも示していくことが重要です。

本講では、経営者が経営計画を作成するにあたって必要な、目標利益の立て方や値付けの方法、そして中長期的には避けて通れない事業承継に関する知識について、座学とグループワークを通じて修得しました。
講義終了後には、「安易な値下げの怖さがよく理解できた。」や、「計画の大切さが分かったので、もっと数字を勉強したい。」といった前向きな感想が寄せられました。
半年をかけて開催してきた後継経営者養成講座も、次回の10月16日（日）でいよいよ最終回になります。最終回は、受講生による成果発表会を予定しています。
本講座で得た学びを活用し、後継者として考え行動し、それぞれの会社のさらなる成長と発展に貢献されることを心より期待しています。